パチンコ店員になるデメリット。他の仕事ができなくなる。

１．他の職業に魅力がなくなる・低賃金の仕事に興味がなくなる

なんと言っても、無資格でも出来るのに時給・月給の良い職業がパチンコ屋です。
そんな給料が当たり前になってしまうと、その他のごく普通の仕事・職業に魅力がなくなってしまいがちです。

実際に僕が、10年間で５店舗を渡り歩いたわけです。
僕以外にも、パチンコ屋の従業員には経験者が多く、パチンコ屋勤務から抜け出せない人が多く見られます。パチ屋ループは完全に給料の良さが原因です。

それもそのはず、例えばパチンコ屋なら新人でも150時間勤務で20万稼げるのも珍しくありませんが、普通の仕事では200時間程度は働かなければ同じ金額には届きません。
もちろん地域的な差はあれど、それでも無資格でも入社できる仕事としてパチンコ屋とその他の職業を比較したときに給料面で明らかな違いが発生します。

なので、若いときに「パチンコ屋は給料が良いから働いてみよう」と働いてしまえば、そのままずっと続け、気が付けば30代に突入していて、他の仕事をしようと思ってもなかなか就職が厳しい年齢になっていたりします。これ僕。

最悪の場合、「もうパチンコ屋の時代じゃないな」とか「パチンコ屋勤務する年齢でもないな」と分かっていても、転職する気すらなくなります。先ほど触れたとおり、パチンコ屋勤務から抜け出すことができなくなるのです。これも僕。

仮にパチンコ屋勤務から脱出して他の仕事に就いても、「安い給料だからやる気が出ないわ～」となってしまい、新しい仕事への意欲が出ず、退職することだってあります。全部僕。

このように、給料の良さゆえに他の職業に魅力がなくなってしまうというのが、他の仕事ができなくなる、という一つめの意味合いです。

それまでイージー、もしくはノーマルだった人生がハードモードになってしまうかもしれないのです。

では次に、もう一つの意味での他の仕事ができなくなるについて説明します。

２．他の仕事に就けなくなる・面接に受かりにくくなる

パチンコ屋で働いてしまうと他の仕事ができなくなる、という表現のもう一つの意味が、他の職業の面接を受けても採用されにくくなる、つまり他の仕事に就きたくても採用されないので出来ない、という意味です。

ただ実際、５店舗で働いた僕にはこの経験はありません。パチンコ屋勤務を卒業した後、いくつか面接を受けましたが半分以上は採用をいただいています。
大前提として、無資格・未経験ＯＫの職場しか選んでいませんが。

しかし、某サイトの書き込みを見てみると、「パチンコ屋で働いたら他の面接に受からない」という内容の書き込みがたくさんあります。

そして世の中には、パチンコ屋・パチンコ店員を好かない人が少なくありません。
同サイトには「普通はやらない仕事」「どうしようもない商売」「○○の資金源」などの書き込みが無数にあります。

パチンコ屋や店員を毛嫌いする人が面接官であれば、どんなに優れた資格・免許をもっていても前職がアダとなり、採用の難易度があがってしまうでしょう。

いつぞやの都知事は、2011年に震災が発生したとき「パチンコは電気の無駄」とまで言っていました。
そして、パチンコをやらない多くの人も同じように考えたでしょう。
パチンコ屋のイメージなんてそんなもんです。
そしてパチ屋勤務を卒業した僕も今、同じように考えます。

このように、パチンコ屋勤務経験アリという経歴が、転職の際の大きなマイナス要素になってしまう、というのがパチンコ屋で働くと他の仕事ができなくなるもう一つの意味合いです。

人生がハードモードになってしま…あ、もう良い？