販売されているパチンコ攻略法が本物か偽物か、見抜き方を紹介。実際の攻略会社を詐欺か検証もしています。

ご覧いただきありがとうございます。パチンコで絶対勝てると告知している攻略法の真偽の見抜き方を説明しています。

パチンコで勝つためには、この「パチンコで勝つ方法をマスター!!」のコーナーで扱っている13の項目13ページを正しく理解・実行することがものすごく重要です。
正しい知識とちょっとした技術さえあれば、年寄りでも年間収支で勝てるのがパチンコです。
1日1ページで結構です。ぜひご覧下さい。

攻略法がガチ情報かガセ情報か見極める方法

○○の機種に対して「図柄停止後、10秒間玉の発射を停止、打ち出し開始後スルーに1玉通して発射停止、5秒後打ち出し開始すると50回転以内に当たる」
かつてはこのような「手順系」の攻略法が色んな攻略会社から売られていました。

そして近年では手順系ではなく、どの台が当たるか分かる「ホールコン攻略」というものがネットを中心に売られています。

このような、ありもしないパチンコ攻略法をあたかも本物のように販売するパチンコ攻略会社
「絶対勝てる」とパチンコユーザを煽り、お金をとってアフターフォローもなく売りっぱなしにする。あまりにもひどい手口です。
10年くらい前、このような経験をする人が続出していました。

反面、実際にガチの攻略法というのもありました。
本物の破壊力のある攻略法というものには特徴があり、その特徴さえ知っておけばニセモノの攻略法に騙されることはなくなります。

そこで、攻略法購入に興味がある人のために、攻略法が本物かどうか見極めるポイントをまとめてみました。

僕自身、攻略法を購入したことがあるのです。
その過去の失敗を踏まえて、理論的・論理的に「攻略法の真偽を看破する方法」を説明していきます。

1.攻略法が以前から一定金額だと詐欺

本物の攻略法には必ず対策が入ります。本物の攻略法というのは、ホールの対策が完了するまでの期間しか使えません。ホールに対策されると1円の価値すらなくなります。
生モノと一緒で新鮮であれば美味しく値段も高い。腐っていれば食べられないし価値もない。同じ攻略法がいつまでも新鮮なわけがないので、何ヶ月も売られている攻略法には注意が必要です。

2.広告に機種名を載せていると詐欺

何ヶ月も機種名を広告に公表して攻略法を販売する…それ自体が物理的に無理があります。なぜなら本物の攻略法であれば必ず対策されるからです。
メーカーもホールも黙っていません。

3.広告に手順が一部でも載っていると詐欺

部分的に伏せ字がしてあっても、実際に存在する手順であればどこかのパチンコ店が攻略の被害にあっているということになり、そして対策されます。

手順を知っている人が多ければ多いほど全国的な被害となり、全国のパチンコ店に対策されます。

その広告はいつから存在するのかも重要です。何ヶ月も前から告知していて今も使える攻略法は存在しません。

4.タイミング系の攻略法は詐欺

「どのタイミングで打ち出しを開始する」などの手順がありますが、本当にそのタイミングで実行できるのでしょうか?

攻略会社からすれば、「タイミングが悪いんですよ」という逃げ口になります。タイミングが悪いと言われれば、泣き寝入りするしかありません。

そういう手口の攻略会社です。

5.価格が安い攻略法は怪しい

高ければ本物というわけではありませんが、数千円~数万円の攻略法は効果が疑わしいもの・完璧とは言えないないものという捉え方をしましょう。
本物なら安ければ安いほど購入者が増えて、必ずホールに対策されます。「安価な攻略法だけどホールは対策できない」が売りの攻略法は、この時点で矛盾が発生しています。
当サイトで扱っているレベルの基礎的な内容を大げさに表現して売っているか、根拠のないウソっぱちを販売しているでしょう。
全国すべてのパチンコユーザが、ポピュラーな攻略法であるボーダーライン理論を実行してしまったら全国のホールはもっと釘をしめます。釘なんか意識しないお客さんが多いから、たまに甘い調整に出会えるのです。
このように、対策されない攻略法は存在しません。

また、比較的安価の場合、購入者は効果がなくても別に問題にしない・騒がないという流れにもっていけます。

数千円~数万円なら「買ってみよう」と思う人もいますが、販売価格が安価な理由はもしかしたら客とつながりをもつところにあるかもしれません。そして「違う攻略法の方が効果あるんです」「徹底的にサポートするには更に料金が必要」などと、次の商談をもちかけてくるかもしれません。

6.あとで攻略雑誌などで公表されていなければ詐欺

もっとも簡単で、かつ本物の攻略法か確認する方法です。
本物であれば何らかの形で攻略雑誌に公表されます。ホールの被害が大きいものほど大きく雑誌に取り上げられます。かつてのサミーのコピー打法・ゴールドXの攻略法が良い例です。知らない人はググってみると良いです。
これらはテレビ、新聞で取り上げられ、攻略雑誌では数ヶ月にも渡って特集されていました。
つまり、攻略法自体が強力でお金が大きく動くものであればメディアが黙っていない、というわけです。攻略雑誌の情報収集能力は大したもので、設置台数の少ないものや裏モノであっても誌上プロのコラムなんかにはしっかり載っています。
今まで攻略法だと信じていたものが本物か偽物か調べる究極の方法です。

このような意味合いでも、パチマガスロマガのような正統派の情報力はすさまじく、アテになるのです。

攻略会社のホームページを検証

偽物の攻略法に気をつけるための判別材料としていくつかポイントを挙げてきましたが、さらに違う着眼点で実際に真偽の検証をしてみたいと思います。

以下は、2016年に撮影した某攻略会社のホームページのトップページの画像です。
HP上の文字は伏せさせてもらいましたが、カンが鋭い人はこのホームページそのものに何かしら違和感をもてると思います。

検証

まず当たり前なことですが、この攻略会社もひとつの組織です。
本物の攻略法を扱っているなら、自分たちもホールで稼ぐでしょうし、販売している以上は客とのやりとりも必要だし、ホームページの運営もあり、とても個人ではやっていけません。
2人か3人でやっていけると思いますが、自分たちも稼いで会社の売り上げにするためには従業員は多いほど望ましいですね。

さて、この攻略会社の攻略法の簡単な説明をしておきます。

  1. 実際にプロが使っている方法である
  2. 全国にプロ仲間がいて、情報源になっている
  3. 手順をこなすタイプの攻略法ではない
  4. 調子の良い台を見極める方法である
  5. 調子が良い台はすぐ当たり、連チャンする
  6. 大当たりする台が分かる
  7. 普通に座って打つだけである
  8. 半永久的に使える
  9. 販売価格は7万円程度である

調子の良い台を見つけて打つだけ…。なるほど、これならホール側も対策できずに、半永久的に使える攻略法というのも納得です。

しかし、「パチンコは確率により当たりを引き、確率により継続する」という基本的な概念を否定されてしまった。確率に調子の良い・悪いは関係ない以上、大当たりする台が分かるはずがないのだが…。

ちなみに、この攻略会社では、以下の機種に対して上記のような攻略法があるようです。

  • 花の慶次~愛~
  • 花の慶次~斬~
  • 牙狼~陰我消滅の日~
  • スーパー海物語in地中海
  • 冬のソナタ2
  • 大海物語withアグネスラム(2008年)

その他も合わせて計13機種ほど、今となっては古い台ばかりだが、当時としてはわりと導入台数の多い機種ばかりですので、当時だったら稼げそうな印象をもちます。

また、イメージ画像として暗黒騎士呀鎧伝(2011年)、花の慶次~焔~(2012年)、北斗の拳剛掌(2010年)の画像を並べています。

検証

さて、この攻略法が・攻略会社が嘘っぱちだと断言できる最大の理由にお気づきでしょうか?


ズバリ!
この攻略会社が偽物と断言できる理由、それはホームページが更新されていないからです。
載せている機種の画像が古く、攻略機種も古く、撮影した2016年より何年も前から放置されているようです。

なぜホームページが更新されていないのか…。
更新するつもりもないのか?更新するつもりもなくなるときはどんなときだろう?
更新できない状態なのか?更新できなくなるときとはどんなときだろう?

それとも、当時以降の機種は攻略できなくなってしまったのだろうか?
それまでいくつもの機種を攻略できていたのに、それはそれでおかしな話である。

個人で運営しているホームページであれば、事故・病気などが考えられますが、もちろんこの攻略会社は組織です。
ホームページ担当者が不在になってしまっても、代わりの人間を用意して更新するはずです。

ホームページが放置される理由…。
組織的につかまったか、逃げたかと考えるのが一番自然です。

なんでつかまるのか?逃げるのか?
もう答えは出たでしょう。

その他の理由だとしても、とにかくホームページが何年も更新されていないというのが何よりも不自然なのです。

今回の攻略会社は「調子の良い台」を探し当てる系の攻略法を販売していますが、ホームページが更新されていない事実から「確率において、未来を読むことは不可能」という結論に至ります。
調子が良い・悪いなど結果論に過ぎません。

「攻略法はすぐに対策されて使えなくなるもの」ということを知っている人をターゲットにする、ある程度の知識をもつ人が引っかかりやすい攻略会社でした。

ホームページがず~っと放置されているから「偽物」の攻略会社と判断できましたが、くれぐれも、ホームページが更新されていれば本物という訳ではありませんので気をつけてくださいね。

また、騙されるかもしれない攻略法に頼るより、ボーダーラインに頼ったほうが確実です。
それは僕が証明しています。
ボーダーラインや勝利を上乗せする情報は、パチンコ攻略の正統派パチマガスロマガで得ることができます。

近年のパチンコ攻略法の傾向

攻略法の真偽の究極の見分け方として、「あとで攻略雑誌などで公表されていなければ詐欺」であると挙げました。
オカルト系のパチンコ雑誌には調子の良い台選びなどの情報が載っていることがありますが、正攻法の情報を載せる正統派のパチンコ雑誌には潜伏確変状態の情報をのぞくと、すぐ当たる台・調子の良い台・悪い台の見分け方などは載っていません。
載せていません。

なぜなら、正統派のパチンコ雑誌は「パチンコ台に波がない以上、未来の出玉を予知することができない」のを知っているのです。
だからこそ、勝てる計算になるボーダーラインを掲載したり、釘の見方を掲載して購読者を勝たせようとするのです。

攻略会社は「手順タイプ」の攻略法が売れなくなると、「どこが出るかタイプ」のホールコン攻略法を売る流れになりました。

世の大半の人はパチンコ店勤務の経験がないから分かりませんが、健全なホールコンとは、収集されたデータを表示するだけのコンピュータです。
パチンコ店員からすると、「データ表示マシン」であるホールコンを攻略して「どないすんねん」と言った感じになるのが普通です。

しかし実際、多少なりとも「大当たりの操作などができる」不健全なホールコンというのも存在します。
健全なパチンコ台や健全なホールコンには当然波なんてありません。
だからホールコン攻略によって「どこが出るか」判別ができる対象は、不健全な遠隔操作のホール「だけ」ということになります。

どこが出るか分かる攻略法が5万で販売されているとしましょう。そのくらいの価格なら多くの人が買えてしまいます。そして安価ゆえに全国的に広まります。遠隔操作のホールにはどこが出るか判別できる客でいっぱいになります。
…この状況に対してホールが対策しないと思いますか?対策できないと思いますか?
遠隔操作についてでふれた通り、遠隔操作のホールは、島全体にでも個別にでも、やろうと思えば別に何でもできてしまうのですよ?
対策されます。

あとは…そもそも「あまりにも大きなリスクがあるため」遠隔操作のパチンコ屋が少数だと考えられる点も踏まえると、「どこが出るか」分かる攻略法が通用するホール自体が少ないということが分かりますよね。全国どのホールでも出る台が分かる系の攻略法は、少なくともウソが含まれているのが分かります。

以上のことから、正統派パチンコ雑誌の情報網にひっかからない程度のものは、それらしい単語を用いて攻略できる理由を説明したところで所詮ニセモノだと言い切れるのです。

今、使える攻略法

「全国のパチンコ店でどこが出るか分かる」系の攻略法でもうひとつ注意があります。
「潜伏確変状態で捨てられた台を拾う」というハイエナの知識は確かに「全国のパチンコ店でどこが出るか分かる」という表現が的確です。
確かに、潜伏確変状態の台だけを拾って打てば、基本的に負けることはありませんからね。ハイエナはひとつの効果的な攻略法です。
しかし、ハイエナの情報は雑誌やネットで取得でき、お金を払う必要がありません。 「全国のパチンコ店でどこが出るか分かる」という表現を悪用してハイエナの知識をわざわざ売る攻略会社もあるかもしれませんので注意が必要です。

あくまで、ハイエナは良い攻略法なんですよ?
お金をとるのが問題なんです。

というわけで、今パチンコでマトモな攻略法と言えるのは、「ボーダーライン・潜伏確変狙い(ハイエナ)・止め打ち・ひねり打ち」の4つ程度であることを知りましょう。
加えて、2018年に設定付きパチンコが出始めたことを受け、「設定看破」。
この5種の神器を使いこなせば、確実にパチンコは勝てます。

なぜパチンコ屋が釘を締めるのか?
釘を開けると出てしまうからです。

なぜ止め打ち禁止のホールがあるのか?
変則打ち禁止のホールがあるのか?
理由は簡単、これらも十分な攻略法としてホールに認知されているからなのです。

知識と技術(と努力)、これだけでパチンコに勝つには十分です。
というか、昔も今も「パチンコが上手い人」とはこれらが備わった人のことを指します。
運や嘘っぱちの情報なんて必要ありません。

このページのまとめ!

  • どんな立派な文面だとしても「必勝」の攻略法は、ほとんどない
  • 最近だと「ホールコン攻略」は特に注意
  • ボーダーライン・ハイエナ・止め打ち・ひねり打ちを覚えよう

NEXT:ステップ13.パチプロから学ぶこと

↑ ページの一番上へ