パチンコ屋で釘調整や設定変更を担当しているのは誰なのか。

釘調整・設定変更するのは店長?

パチンコ屋の釘担当者

パチンコ店のお客さんなら誰もが気になる「実際のところどうなの?」について、5店舗で働いた経験を活かして解説していきます。
今回のテーマは、パチンコ店の釘調整設定変更をしているのは誰か?についてです。
「店長だろ?」と思う人が大半でしょう。
年配の人なら「釘師がいるんじゃないかの」と言うかもしれません。

まぁ聞けよ。
時代は変わりつつあるんです。
では、説明を始めますね~。

平社員<班長<主任<店長という4ランクを仮に想定します。
そして班長・主任・店長のことを役職者と呼びます。

さて、昔は「釘師」と呼ばれる釘調整を仕事とする人たちがいたようですが、今現在、各ホールのパチンコ台は正社員の役職者が担当しているお店ばかりです。
店長職の人間はもちろん釘をたたけますが、部下である主任職以下の人間に任せるケースが増えています。

さすがに正社員の中でも最下級ランクである平社員が釘担当になることはマレだと思いますが、1ランクあがれば釘調整を担当させるお店はわりとあると思います。
実際、僕は1ランク上がっただけで釘調整を任されました。

しかし、あくまで「指定された通りに釘をたたく」のを任されるだけであって、「どんな釘調整にするか」を決定するのは、主任・店長レベルの役職の人間、あるいはそれ以上の人間だと思っていただいていいです。
釘調整の決定に従い釘をたたくので、任されたからって自由に調整していいはずがありません。

0.1mm単位(もしくはそれ以下)という非常に細かい調整をするパチンコの釘調整に対して、スロットの設定変更は非常に簡単です。
設定を変えるための設定キーの種類がたくさんあって、どの設定キーがどの機種に対応しているか覚えるのが大変なだけで、作業自体は単調なものです。

非常に簡単な作業ですから、釘調整と同様に、わざわざ店長職がやる必要がありません。
部下である主任以下が担当しているお店が多いでしょう。
平社員から1ランクあがっただけの僕も設定変更を担当していました。

もちろん、「指定された設定値に変える」作業をしているだけであって「設定をいくつにする」かを決めるのは主任・店長級の人間です。

まとめると、今現在のパチンコ店の主流は、店長から下の人間へどんどん仕事を下ろしている状態だよ、ということです。
ホールで役職付き正社員をみかければ、その人が釘をたたいていたり設定変更を任されている可能性は高いよ、ということです。
つまり、現場レベルの人間でも釘調整や設定変更を任されている時代だよ、ということです。

もっと言えば、設定値や釘の状態を知っている店員がホールに立っている可能性がある以上、その店員は「あ、今あの客が低設定台に座った」とかを把握しているわけです。

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