パチンコ新台レビュー。CR花の慶次X-雲のかなたに-の評価・感想

元パチンコ店員のCR花の慶次X-雲のかなたに-の辛口感想

CRルパン三世~Lupin The End~

ニューギンの看板コンテンツ、花の慶次の新台が2016年11月にデビュー!
花の慶次XのXは「いくさ」と読むそうです。
少し強引な読みですが、今や光宙を「ぴかちゅう」と読む時代なので、ソレと比べれば少しはマシでしょう(擁護)。

雲のかなたに」というサブタイトルは、実は初代のCR花の慶次と共通。
ということは、あの良かった頃のパチンコが再び…?
…なんてことにはなりませんけどね!

そんな注目度の高いCR花の慶次X-雲のかなたに-を辛口評価していきます。

設置台数が多いからといって面白い台とは限らないですからねっ!

なお、この新台に対して高評価のファンの方もいると思いますが、当ページの感想は僕個人のものですのであまり気にしないで下さい。
不快になってしまった気持ちは、雲のかなたに飛ばしてくだちい。

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~スペック面のチェック~

大当たり確率…1/319
高確時…1/137
確変突入率…50%
確変継続率…65%
時短…100回

~大当たりの内訳のチェック~

通常時
当たり種類電サポ割合
7R確変次回まで50%
7R通常100回50%
電サポ時
当たり種類電サポ割合
16R確変次回まで50%
変則R確変次回まで14%
4R確変次回まで1%
3R通常次回まで35%

高確時、1/137…だと?
変動は早いけど、電チュー賞球は1玉だし、平気で400ハマりとかいきそうだし、コレ、上皿の玉が消滅しますわ。feat.ジゴク少女2

初当たり時は1080玉程度の出玉は確約されているのが救いです。
確変突入して、上皿の玉が神隠しに遭わなければ、なお良し。

出玉なし確変を排除したのは大きい。

確変中の確変継続の4回に3回は16R(2400玉)の計算なので、連チャンすれば出玉性能はかなりありそう。
「継続率65%では爽快な連チャンはめったにない」と思うでしょうが、そもそもバトルスペック的だった初代の80%の頃から、出玉有りの確変率は70%くらいだったので、データに残る連チャン履歴こそショボくなりますが、<出玉有り連チャン>のみで考えればそこまで大差ないかと思います。

ここまでのスペックだけ見ると、確変中以外は大きな問題はなさそう。

第1印象:★★★☆☆

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~演出面のチェック~

新枠でのデビューとなりますが、うん、別に新枠じゃなくても…。
新ギミックは各メーカーの二番煎じばかり。

んじゃ、演出面をYou Tubeで確認です。

~1:00…静かな変動がgood。藤商事の台とか毎回転うるさいから。

1:20…赤ふすまがザクザクなって爆発する。どうせ派手なだけだろ。

2:10~…ボタン連打のチャレンジ系演出に発展。ってか特殊図柄が中停止した段階で当たりじゃダメなの?

6:35~…役物ショボい。

8:40~…分岐演出。捨丸が画面から浮いている感じがしてダサい。

14:20~…これだけの演出でリーチすらかからず…。

時短中のド派手な炎の演出に対して、リーチすらかからないのはやっちまったな!!
派手さと信頼度が釣り合わない演出は今まで他機種でも多々ありました(FACE OF GAROとか)。
そんなのすら嫌いだったのに、ド派手なのにノーリーチとか、客が望んでいると思っているのでしょうか。
過去作のホラ貝→リーチなし、くらいだったら許せましたが。

継続率65%が限界なら、確変をバトル系演出にする必要は感じません。
城門突破する慶次を見られないパチ慶次ファン涙目。

CR保留変化。
試打動画で見てみても、「雲のかなたに」を名乗るとは狂気としか思えません。
正直、つまらないと思いますが、ルパン三世~Lupin The End~よりはマシでしょう。

最終評価:★★☆☆☆(コンテンツを評価)


ではここからは、軽く各演出の減点ポイントにふれていきます。

特殊ゾーン

もののふXゾーンをはじめ、従来では潜伏or小当りだった傾奇ゾーンもある程度の発展が約束された特殊演出に昇華したのはgood。
ルパン三世~Lupin The End~はゾーンの種類多すぎ。

ただし傾奇ゾーンは、ノーマル・極傾奇ゾーン・超傾奇ゾーンと3種あり、ノーマルが空気なのは打たなくても分かる。

RTC

無駄無駄無駄ぁぁぁ!!

保留変化

初代と同様の-雲のかなたに-を名乗るくせに保留変化アリとは。
別に保留変化はあっても良いんだけど、保留変化ありきのゲーム性はいただけません。

通常保留・赤保留・プレミア保留の3種類程度で十分。
青や緑は空気になるくらいならはじめから不要。

傾奇者チャレンジ

「傾奇者チャレンジ」停止で素直に発展するのはOK。
ただし1回のチャレンジが成功するごとに入る「傾奇者とは~」みたいな文字と時間が無駄。

レルフラッシュ

あれ!?
台の上から「狼」の顔が出てくる台を僕は知っている。

「傾奇者御免」のたびに出るのかな?
特定のリーチ時に「必ず」出る新ギミックすか。
必ず出ちゃうんすか。そうすか。

リンケージレバー

だから牙狼でみたことあるって!
サンセイにモシャスするニューギン半端ないって!


辛口まとめ

初代の-雲のかなたに-を75点とすると、本機は30点程度か。

初代っぽい感じは出ていますが、高評価には値しません。
何よりも高確時の確率が悪すぎです。

前作「真・花の慶次」は個人的には嫌いではありませんでしたが、ソレよりも出玉が期待できないスペックでこの演出っぷりだと、まぁ打つまでもなく底が見えてきます。

花の慶次は~愛~までは好きだったんですけどね。

っていうかニューギンさん、花の慶次というコンテンツに頼りすぎじゃないですか?
ニューギンって会社名、new begin(新しいことを始める)とかnew gin(新しい銀玉=パチンコ)の意味でもあるんですよね?

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